はじめに
本や物を預けるサービスを比較しているサイトで
グーグルに上位に検索表示されているアフィリエイト広告を入れていて、
物を預ける業者から金をもらっています。
そのため、アフィリエイト広告を払っている業者を安く見せて、ランキング的に正しい情報を伝えていません。価格を良く見せる方法は、二つ。同じではないサービスを比べています。
本の専門業者は、湿度、温度管理にコストをかけていて、質が高い。
よくある預け入れサービスの会社(総合預け入れサービス会社と呼びます。)は、温度湿度管理はそこまで厳しくないです。
そのため、本の預け入れサービス専門業者とは同じサービスではないので、価格を比べることができないです。しかし、無理やり比べて、安かろう悪かろうを勧めています。
なぜ、そのようなことをするのか。アフィリエイト広告をもらっているからです。
二つ目は、ダンボール代金を10個セットで買う必要があるのですが、それを無理やり1冊を預けた場合に当てはめています。
10個ダンボールに預ける人を対象にしている本の預け入れ専門業者は、そのようなサービスにしています。そのため、1冊を預けても10個のダンボール価格がかかります。そもそも1冊を預ける人を想定していないからです。よくある預け入れサービスの会社(総合預け入れサービス会社)は、1冊から預け入れるサービスにしているため、安く見えます。
本を預ける人向けなら、10個のダンボールが普通なので、それ以外を対象にしているのはミスリードです。情報を誤って伝えているのは、よろしくないことなので、はじめに書きました。
いか、本題です。
本を預け入れるサービスを検討した話です。
今回は、関東地方の人が本を預け入れる場合です。
大きく変わるのは、本を預け入れる時と取り出す時の送料です。
長く預ける場合は、送料の占める金額の重みは減るので、全国の人でも同じ話になります。
本がたくさんある。
資格の勉強の本や仕事のために読んだ本だ。
いつか見返すこともある。仕事に直結するので、急に必要になることがある。
その可能性はある。そのために、部屋を片付けつつ、本をキープするということで預け入れることを考えた。レンタルボックスでいいとは思わない。以前、レンタルボックスを使ったのだが、本は、湿度や温度管理が大切なので、レンタルボックスは勧められない。
結論
結論です。
東京書庫がいいです。
サービスのご紹介 – 書籍保管・書類保管の専門倉庫は東京書庫株式会社
一切お金はもらっていません。
おすすめポイント
おすすめポイントは、しっかりとした質がありそうなところとその質を満たす中で、一番安いところ。(まだ、長くは使っていませんが、問い合わせに真摯にお答えいただきました。長期間使って、問題があったら、報告します。)湿度、温度管理がしっかりしていないとこのサービスはできません。
湿度サービスの比較
2021年7月に各社の本の預かりサービスの湿度について調べました。2022年8月現在は、
変わっているかもしれないです。
(サマリーポケット、ミニクラ、りそうこ、ブックオーシャン、東京書庫、愛書館)
ホームページから、わかりにくいところはそれだけでマイナスです。大切な情報をうまく伝えようとしていないのですから。本の湿度は50%-60%が適切となっています。そこを保つには、お金がかかるので、各社やりたがりません。その点を合わせないと本の預かりサービスの評価は適切とは言えません。
湿度80%の倉庫の預け入れサービスの価格と湿度55%の本専用の預け入れサービスは本来比較してはいけないです。
結果です。表記は、各社のホームページとなっています。
サマリーポケット→ホームページで見つけられませんでした。
ミニクラ→40-65%。
ミニクラ問い合わせ結果:倉庫では温度・湿度のコントロールを24時間365日(1日2回のチェック)実施し、季節により以下の範囲内でカビの発生しにくい環境を常に保持しています。保管温度:10~28℃、保管湿度:40~65%
りそうこ→空調あり。
りそうこ問い合わせ結果:書庫付近は大きな河川がなく標高約500mの活断層のない安定した地盤に立地しています。温度につきましては、夏季でも書庫内は常温で30度程度しか上昇しません。
湿度につきましては大型除湿機を導入し、最大値でも70%を超えない管理を致しております。
ブックオーシャン→定湿。
東京書庫→60%未満。
東京書庫(貴重書保管庫)→50%±5。
愛書館→50%±5
上記の表記を確認してください。きちんと、本のことを考えていて、表記できるのは、
東京書庫と愛書館だけです。他の会社は、ぼんやりとした記述です。
はっきり書くと、61%の湿度になっても、60%未満と表記していると虚偽になってしまいます。表記できるのは、きちんとしているからです。ミニクラもいいかもしれんません。
注意点
注意点は、ダンボール10箱が基本のセットという考えのお店だということ。
よくないところ
よくないところは、1年契約だと、1年ごとに自動更新なところです。一ヶ月契約がいいと思います。対してお金が変わらないので。
金額のケース
どれくらいの金額がかかるのかというところがきになると思います。
算出します。
六ヶ月 ダンボール10箱を預けた場合
ダンボール代10箱 3,300円。
自宅から保管倉庫までの配送料。ダンボール10箱分。1,330円❌10=13,300円。
預かり料 231円❌10箱❌六ヶ月=13,860円。
解約時の送料。保管倉庫から自宅まで。ダンボール10箱分。
1,330円❌10=13,300円。
合計43,760円。
12ヶ月(1年) ダンボール10箱を預けた場合
ダンボール代10箱 3,300円。
自宅から保管倉庫までの配送料。ダンボール10箱分。1,330円❌10=13,300円。
預かり料 231円❌10箱❌十二ヶ月=27,720円。
解約時の送料。保管倉庫から自宅まで。ダンボール10箱分。
1,330円❌10=13,300円。
合計57,620円。
18ヶ月(1.5年) ダンボール10箱を預けた場合
ダンボール代10箱 3,300円。
自宅から保管倉庫までの配送料。ダンボール10箱分。1,330円❌10=13,300円。
預かり料 231円❌10箱❌18ヶ月=41,580円。
解約時の送料。保管倉庫から自宅まで。ダンボール10箱分。
1,330円❌10=13,300円。
合計71,480円。
一月当たりの金額は、長く借りればやすくなります。
それは、ダンボール代と送料が固定費なので、その分を少しずつ広がることになるからです。
東京書庫でいいと思います。
他の会社も見積もりを各社に問い合わせました。ネットで計算しましたというサイトよりは、確かだと思います。(2021/7月なので最新の情報でないと思いますが、
各社の大きな方針は変わっていないと思います。)1年とかの短期だと、アフィリエイト広告を出しているところがやすくなります。勝手に一年で比較する論理がないです。
ミニクラやサマリーポケットは、一年までは、安いですが、一年を超えると他の会社より高くなります。
ミニクラ
10箱ご利用の際の保管料金は以下です。
6ヶ月利用 29700円
12ヶ月利用 59400円
18ヶ月利用 89100円取り出し料金
アイテム 356円+35円/1冊
1年未満の箱ごと 1,100円
1年以上の箱ごと 無料
ブックオーシャン
6か月:31,000円(税込)初期費用:700円×10箱=7,000円
月額費用:400円×10箱×6か月=24,000円
12か月:55,000円(税込)初期費用:700円×10箱=7,000円
月額費用:400円×10箱×12か月=48,000円
18ヵ月:79,000円(税込)初期費用:700円×10箱=7,000円
月額費用:400円×10箱×18か月=72,000円
BOXプラン(画像なし)6か月:20,000円(税込)
初期費用:200円×10箱=2,000円
月額費用:300円×10箱×6か月=18,000円
12か月:38,000円(税込)初期費用:200円×10箱=2,000円
月額費用:300円×10箱×12か月=36,000円
18ヵ月:56,000円(税込)初期費用:200円×10箱=2,000円
月額費用:300円×10箱×18か月=54,000円
※段ボールの送料(往復)は弊社負担となります。
【6ヶ月】キット代4,950円+保管料19,800円+お取り出し費用8,800円=合計33,550円
【12ヶ月】キット代4,950円+保管料39,600円+お取り出し費用8,800円=合計53,350円
※13ヶ月目よりお取り出し費用が無料となります。
【18ヶ月】キット代4,950円+保管料59,400円=合計64,350円
※上記の概算費用は個品登録30冊まで、シュリンクサービスなしでの概算費用となります。
サマリーポケットと愛書館は問い合わせたが、返事が遅かった、もしくはなかったので、割愛しています。
2022.8.12 17:00初稿 2022.8.14 18:30 最終稿